朝鮮語の
語彙には
固有語と
漢字語があるが、現在の韓国では漢字語のみに漢字が使われる。ただし、その使用頻度は高くなく通常は
ハングルのみで表記される。その言語的な要因のひとつは、
朝鮮漢字音が1音節であり、
音節文字であるハングル1字で漢字1字を表記でき、ハングルのみの表記によっても字数が増えないこと、音節の種類が多く、
同音異義語が比較的少ないからである。漢字教育は世代によって異なっており、漢字を読めても書けない人が多い。
漢字の下に乙の字が挿入された字は「乙」はハングルの (/l/) に形が似ているので、既存の漢字(多くは意符になる)の下部に置き、その字音の音節末に /l/ 音を付加する(結果、/l/ 音で終わる単音節固有語で読まれる)という造字法が行われた。