春秋時代に多くあった国々は次第に統合されて、戦国時代には7つの大国(
戦国七雄)がせめぎ合う時代となっていった。
諸侯やその家臣が争っていくなかで、
富国強兵をはかるためのさまざまな政策が必要とされた。それに答えるべく
下克上の風潮の中で、下級の士や庶民の中にも知識を身につけて諸侯に政策を提案するような遊説家が登場した。
百家争鳴の中で、
秦に採用されて中国統一の実現を支援した法家、漢以降の王朝に採用された儒家、民衆にひろまって
黄老思想となっていった道家が後世の中国思想に強い影響を与えていった。また、兵家の代表である
孫子は、戦術・政治の要諦を見事に短い書物にまとめ、それは後の中国の多くの指導者のみならず、世界中の指導者に愛読された。墨子は、儒教の階級主義を批判して平等主義を唱えた。