エジソン時代から長らく針の動きを機械的に振動板(ダイヤフラム)に伝達して音響に変換し、ホーン(直径が指数関数的に拡大する導管)により音を拡大する機械的再生機として用いられたが、
真空管の小型化と性能向上に伴い、レコード針の動きを電気信号に変換して
増幅し、
スピーカーを鳴らす「電気式蓄音機」すなわち「電蓄」が登場した。
日本独自の装置として、1937年(昭和12年)日本フィルモン社が長さ13m、幅35mmのセルロイド系素材のベルトの両端を接続してエンドレスにし、そこに音溝を刻んだフィルモン音帯からレコード針で音を再生する装置を売り出している。