; テーマ型:旅行記型の一種。旅行記的要素に加え、ある特定の「テーマ」を切りロに訪れた国を概観する手法をとる紀行。
歴史(
司馬遼太郎「
街道をゆく」)、
食文化(
渡辺満里奈「満里奈の旅ぶくれ -たわわ台湾-」)、
芸術(
和辻哲郎「イタリア古寺巡礼」)、
建築(
陣内秀信「南イタリアへ!―地中海都市と文化の旅」)をテーマにする作品が多い。古くは
内田百?をはじめ、
宮脇俊三などの鉄道系紀行も多く存在するが、鉄道を交通手段の一つとしているものは
旅行記型、鉄道に関する造詣の深い記述が多いものは
テーマ型に含めても良い。
; ガイド型:いわゆる、実用的なガイドブックとは異なり、その国、都市に対し深い造詣を持つ著者が特定の都市、街を紹介するタイプ。その都市、国と強く関わりを持つか、或いはその都市に在住経験のある著者によるものが多い。旅程の記述が主目的では無いものの、著者自ら観察し、体験したことを記述されることが多く、旅行記型の範躊とすることもできる。書店では「ガイドブック」のコーナーに配置されることが多い。