一方、英語のプローズ(prose)は、ラテン語のプロルスス(prorsus、「まっすぐ」「平ら」の意)を語源とし、抑揚に富み、感情や感性を表現する詩に対して、事物の描写や羅列により平坦で陳腐な文章を指していた。
近代以降、日本語で散文を書くための教科書、散文についての
随筆として「文章読本」と呼ばれるものが多く書かれた。多くは
作家・
文芸評論家などの文学者によるもので、「優れた文学者が基本的な文章作法から小説の技法までを教える」というスタイルの啓蒙書とも言える。レポートの書き方など文章執筆のノウハウ本は、その後も数多く出版され続けている。