ハイドンは68曲もの
弦楽四重奏曲を残し、彼は生前から「弦楽四重奏の父」と見なされていた。ハイドンに刺激を受けた
モーツァルトも引き続き多くの作品を残している。特に代表作「
ハイドン・セット」(第14番-19番)は全6曲に2年あまりを費やした力作であった。その後、
ベートーヴェンの中期の傑作群(ラズモフスキー弦楽四重奏曲)により、
交響曲と並ぶ作曲家の重要ジャンルとして確立されることになる。以後、
シューベルトが15の曲を残したのをはじめ、多くの作曲家がこのジャンルに曲を残し、現代に至るまで多くの曲が作られ、愛されている。