孤立した
山荘や
孤島に閉じ込められた人々が犯人がわからないまま次々殺害されていくような事態(
クローズド・サークル)、犯人はわかっているがなかなか捕えられず、早く捕らえないと被害が及ぶような事態、捕らえられた登場人物がどこかから脱出を試みるもの(例: 映画『
パニック・ルーム』)、何か恐ろしい物から逃げ続けるもの(例: テレビ映画『
激突!』)などがサスペンスの例である。
ミステリーや
推理小説と混同されがちだが、これらは推理を楽しむ物語のことである。すべてのサスペンスに必ずしも推理が伴うとは限らないし、全てのミステリーがサスペンスを利用しているわけでもないので(例:
東野圭吾「秘密」)、混同しないように注意が必要である。特に「日常の謎」系の作品ではサスペンスを強調しない場合が多い。しかしながら、本来の意味から離れて両者が混同されてしまうことも多い。